人間はなぜ腰痛で悩まれている方が多いのか？

鹿屋市寿にある腰痛専門整体院 志療術院の中村です


今回のブログは、人間はなぜ腰痛で悩まれている方が多いのか？


腰痛になる人が多い理由としては、以下の要因が考えられます


１、人間の身体の構造
人間は二足歩行をするため、腰に負担がかかりやすい構造になっています。

２、生活習慣の変化
デスクワークやスマートフォンの普及により、長時間同じ姿勢でいることが増え、腰に負担がかかりやすくなっています

３、高齢化
加齢に伴い、椎間板や関節が変性し、腰痛を引き起こしやすくなります。
ストレス社会：現代社会はストレスが多く、精神的なストレスも腰痛と関連があります。


上記３つが考えられます。
まず今回は「人間の身体の構造」についてお伝えできればと思います


1. 重心の変化と腰への負担増大

四足歩行の動物では、体重が四つの足に分散されます。しかし、二足歩行では、上半身の体重がすべて腰椎に集中します
これにより、腰椎、特に腰椎と骨盤の接合部である腰仙関節に大きな負担がかかります
重力の影響を直接受けるため、姿勢の悪さや運動不足は、この負担をさらに増大させます


2. 脊柱の構造と湾曲

二足歩行に適応するため、人間の脊柱はS字状の湾曲を持っています。この湾曲は、衝撃を吸収する役割を果たしますが、同時に腰椎に負担を集中させる要因にもなります
特に、腰椎の前弯（腰が前に突き出るような湾曲）は、腰部の筋肉や靭帯に常に負荷をかける状態を生み出します


3. 椎間板への圧力

椎間板は、脊椎の椎骨の間にあるクッションのような役割を果たしています。二足歩行では、この椎間板に常に圧力がかかっています
特に、前かがみの姿勢や重い物を持ち上げる動作は、椎間板への圧力を増大させ、椎間板ヘルニアなどの原因となることがあります


4. 筋肉のバランスと負担

二足歩行では、腰部の筋肉が常に上半身を支える必要があります。
運動不足や姿勢の悪さによって筋肉のバランスが崩れると、特定の筋肉に過剰な負担がかかり、腰痛を引き起こしやすくなります


以上が考えられます
次回は「生活習慣の変化」についてお伝えします


最後までお読みいただきありがとうございました


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