慢性腰痛とは？
腰痛は多くの方が経験すると言われています。病院での受診率も１位高血圧、２位腰痛と言われるぐらい腰痛で悩まれている方が多いのが現状です。
一般的に腰への身体的負担が大きい作業や、長時間同じ姿勢でいると腰痛発症が高まります。またそれ以外でも、心理的要因（ストレス、睡眠障害）などでも腰痛の発症があると言われています。
腰痛が発症すると激しい痛みにより日常生活が困難になり２週間ぐらい経つと症状が改善し通常通り日常生活が送れるようになりますが、３ヶ月以上痛みが継続している方は慢性化になり、何らかの治療が必要となります。
腰痛の原因１ 椎間関節性腰痛
椎間関節は痛みを感じる受容器が他の関節からすると１０倍多く腰痛の原因になりやすいと言われています。
腰椎が前弯姿勢（反り腰）になると椎間関節への負担が増大するため椎間関節性の痛みが発症しやすくなります。
腰痛の原因２ 仙腸関節性腰痛
仙腸関節は痛みを感じる要素が多い関節でお尻、股関節、膝から下、足首といったあらゆるところに症状が発症すると言われています。
仙腸関節は様々な部位に痛みを引き起こす為、腰痛治療では重要な関節になります。
腰痛の原因３ 筋・筋膜性腰痛
筋・筋膜性腰痛は主に筋肉の使いすぎにより、硬結が出来て痛みを発症させます。
筋・筋膜性腰痛はピンポイントでの痛みではなく、ボヤッとした痛みを訴えることが多いです。
長時間同じ姿勢の繰り返しや中腰姿勢、反復運動などにより筋肉へ負担が増大し、血行不良を起こし腰痛が発症します。